EVENT REPORT

国内最大級のゲーム持ち込みパーティーイベント、「C4 LAN」を潜入レポート!

2019/05/20

esports port 編集部

5月10~12日の3日間、ベルサール高田馬場にて「C4 LAN 2019 SPRING」が開催された。「C4 LAN」は各参加者が、自らPCやコンソールゲーム機、ボードゲームなどを持ち寄って自由に遊ぶというイベント。なんと、会期中は無休で開場しており、徹夜でゲームを遊び倒すという事も可能。日中にはステージでのプログラムも開催されており、3日間に渡って様々なジャンルのゲームやイベントを楽しむ事ができる。

 

 本稿では中日となる2日目に潜入。会場の様子を納めた写真を中心にレポートをしていきたい。

 

 

各自が自由にゆるく楽しむアットホームな雰囲気

 

会場に入ると、まずはイベントロゴを中心にデザインしたメッセージボードがお出迎え。参加者たちの手書きメッセージが所狭しと記入されている。自分のブースの紹介や、タイトルの名前が書かれていたり、イラストが入っている箇所もある。まるで昔ゲームセンターに置いてあったコミュニケーションノートのようで、コミュニティイベントらしい看板だ。

 

 

会場には、持ち込んだゲーム機やPCとモニターを設置したブースが並んでいる。一人でゲームに没頭していたり、隣同士の席で会話をしていたり、ギャラリーが数名集まって盛り上がっていたりと自由な空間だ。この日は2日目だったが、おそらく1日目から参加して遊びつかれた思われる人たちが、机の下に寝袋を広げて寝ている光景も。

 

 

入口を入ってすぐの場所にはPCメーカーの「ドスパラ」がブースを構え、さらに左右を奥に進むと様々な企業ブースや、プロeスポーツチーム、「DeToNator」のブースも設置されている。メーカーではグッズ販売の他、会場限定の台数限定タイムセールなども行われており、盛り上がりを見せていた。

 

「ドスパラ」のゲーミングPCブランド「GALLERIA GAMEMASTER」では、PC版の「SEKIRO」を試遊できる大型ブースを出展。協賛メーカーであるPCメーカー「Sycom」はVRの出展に加え、恒例となっている「ゲーミング足湯」が設置され、一般参加者が楽しんでいる様子が見られた。

 

 

驚いたのは、ゲーミングチェアブランド「DXRACER」のブース。椅子の座り心地を感じながら、顔を合わせて遊べるものとして全自動麻雀卓を設置。自社ブランドの豪華な椅子に座りながら、卓を囲んでいる参加者たちに、後ろから眺めるギャラリーもいたりと、まるで雀荘のような空間だ。ブース前にはレトロな看板が立てられており、雰囲気も抜群。

 

 

ブースの多くはPCやコンソールゲームだが、電源不要のゲームで楽しんでいる人たちもいる。参加者共用の休憩テーブルでは、カードゲームやボードゲームを広げている人たちも見られ、貸し出し用のボードゲームを並べた棚まで設置されていた。ブースの方では、なんとミニ四駆のサーキットを設置しているところも。参加者の持ち込み型イベントらしい間口の広さだ。

 

 

会場奥にあるステージでは、日替わりで様々なプログラムが催される。取材の際にはNintendo Switchの「リアルタイムバトル将棋」の大会が行われていた。特徴的だったのはステージ周りの状況だ。参加者は自分のブースからステージ両サイドの壁に設置されている超大型のモニターを見ながら、周辺の数人と盛り上がる。会場にいながらライブビューイングを楽しむような緩さを感じた。

 

 

 

自治体も参加し、バラエティに富んだイベントで地元をアピール

 

自治体が参加しているのも面白い。今回が初出展となる岩手県は、前回、自治体関係者が一般参加し、すぐに出展を決めたというスピード参加。特産品の販売などを行っていた。現職の岩手県知事である達増拓也氏が主導でサブカル関係にも力を入れており、このイベント出展へのフットワークの良さも通じるものがある。ブース前に人だかりができていたので、何をしているのか伺ったところ、岩手県出身の宮沢賢治の名詩、「雨ニモ負ケズ」を使った大喜利大会をやっていたようだ。

 

 

常連の出展となっているのは富山県eスポーツ連合と、大分県eスポーツ協会。出展していたブースに向かうと、富山県伝統の盆踊り、「越中八尾 おわら風の盆」が披露されている場面に遭遇。こういったパフォーマンスが行われるのも参加者が主体となっているコミュニティイベントならではだろう。

 


 

 

テイクアウトレストランも24時間体制でサポート

 

赤坂にある和食料亭「なゝみ」と、阿佐ヶ谷にある居酒屋「Meat Meat Meet」のテイクアウトショップも出張開業していた。24時間フル稼働で3日間、参加者の空腹を満たしてくれる。おにぎりやフライドチキン、ブリトーなど手軽に食べられものから、豪華食材の丼ものまで、バラエティに富んだメニューが並ぶ。限定数量販売となった「なゝみ」のC4 LANゲーミングSP三段弁当は、3000円という価格にも拘わらず、開始10分でじゃんけん勝負による取り合いが発生するほどの人気ぶりが伝えられた。 

 

 

18時から行われたのは協賛企業による無料の差し入れが振る舞われるイベント、「LAN PARTY DINER」。1日目、2日目と日替わりメニューで、取材当日は「GALLERIA GAMEMASTER」が主催でフライドチキンが提供された。「GALLERIA Fried Chicken」のネーミングで、某有名フライドチキン風の専用パッケージまで製作し、参加者を楽しませてくれた。

 

 

取材をしていて感じたのは、ゆるっとした雰囲気と、全力でイベントを楽しんでいる熱気が混じった文化祭のような雰囲気だ。オールナイトイベントらしい、徹夜明けのハイになったテンションが会場全体に流れていた。主催者によれば回数を重ねるごとに参加者は増えており、出展ブースの予約もすぐに終わってしまうほどの盛況ぶりとの事。今後、さらに注目され大きな規模に発展していくイベントになりそうだ。

 

C4 LAN インタビュー編はこちら

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