EVENT REPORT

次世代ワールドホビーフェア ’19 Winterで『太鼓の達人』小学生プレイヤーが激突―ハワイ行きを懸けた熱きバトルの行方は…

2019/02/04

esports port 編集部

2019年1月26日(土)、27日(日)に幕張メッセで開催された「次世代ワールドホビーフェア ’19 Winter(次世代WHF)」東京大会。
1994年から毎年開催されているこのイベントは、人気のゲームや玩具が集結するお祭りとなっている。

 

先日1月27日(日)のバンダイナムコエンターテインメント/バンダイナムコアミューズメントブースでは、
Nintendo Switch用ソフト『太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!』を用いた「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!小学生フリフリ王決定戦!」の当日予選と決勝トーナメントが行われ大盛況となった。本稿ではこのイベントより、決勝トーナメントの模様をお伝えする。 

 

午前中に行われた当日予選には、204名の子供たちが参加。課題曲は2016年に公開された映画「君の名は。」より「前前前世」となり、この204名の中で上位の成績を収めた5名が、各地区の予選大会で優勝した猛者たちとしのぎを削ることに。 
また、今大会のルールは各地区予選大会の優勝者に予選大会上位成績者5名を加えた計16名による、1対1の勝ち抜きトーナメント戦。操作スタイルはNintendo SwitchとJoy-Con(ジョイコン)によるフリフリ演奏のみで、使用キャラクターはどんちゃん、もしくはかっちゃんのみとなる。

 

そして優勝者には、ハワイ・ホノルルで開催される「小学生フリフリ王決定戦!in ハワイ ホノルル フェスティバル」への招待参加権が与えられた

 

 

■巧みなプレイで決勝へのコマを進める選手たち

 

 

決勝トーナメントの組み合わせ抽選会の後、16名の参加者たちにはひとり一回ずつ練習プレイの時間が設けられ、
既に課題曲が発表されていたこともあってか第1回戦の課題曲「ポケットモンスター サン&ムーン」より「アローラ!!」を練習する選手が目立っていた。
トーナメント開始までの時間や他の選手のプレイ中にも、自身のNintendo Switchを用いてトレーニングに励む選手も見られ、まさに気合十分といった様相。

 

司会の「ハワイに行きたいか!」の声掛けに、選手たち、そして会場に集まった父兄の方々が声を揃えて「おおー!」と返す某クイズ番組を思わせるやり取りを行ったところで、1回戦目は第1試合カナメVSイカイチ・ナナ・イチ・ニとの対戦からスタート。

 

 

お互いに握手を交わして自身のプレイする筐体の前に立つと、少し緊張しているかのような様子も見られた。試合は先に画面右上の“魂ゲージ”を貯め切ってスコアを稼いだカナメの勝利となった。
こうして次々と対戦を重ねていき、第7試合いつたVSゆうでは序盤の劣勢をひっくり返したゆうの勝利に終わった。加えて第8試合りゅうどんVSゆうきでは、当日の予選大会をトップで通過したゆうきが早くも敗退するという波乱の展開も。

 

 

2回戦へとコマを進めたのは、カナメ、なおき、こむとも、マシュマロ、ゲンゲン、なつき、ゆう、りゅうどんの8名となり、早くも残り半分となった参加者たち。
次の課題曲は「夏祭り」。『太鼓の達人』シリーズでも人気の高い楽曲だけあってか、高得点が続出。

 

 ひとつのミスで勝敗が決まるかのような接戦を見せたこともあり、対マシュマロの2回戦第2試合をはじめ、勝った選手からガッツポーズが見られる一幕も。また、ゆう対りゅうどん戦ではゆうがほぼノーミスでクリアし会場を沸かせた。

 

 

 

■勝敗を分けたのはミスではなく“良”の獲得数

 

 

準決勝まで進んだのは、なおき、こむとも、ゲンゲン、ゆうの4名。ここで課題曲が「スプラトゥーン2 メドレー」になったほかにルール変更も行われ、2台の筐体で同じ曲を同時にプレイする形式ではなく、じゃんけんで先攻後攻を決め1台の筐体を交代でプレイする形に。

 

 

また、課題曲「スプラトゥーン2 メドレー」は70コンボを過ぎたあたりから曲のテンポが変わる難曲という事だったが、どの選手も巧みなJoy-Con捌きで得点を重ねていたのは特筆すべき点。

 

準決勝第1試合のなおきVSこむともでは、何となおきがフルコンボを達成。こむともも、負けじとフルコンボを達成していたが、より高い得点を獲得できる“良”の獲得数で差を付けられており、惜しくも敗北と言った形に。たった一つのミスが勝敗を分かつどころか、より正確に譜面を叩けた者が勝利できると言うかなりレベルの高い試合を見せてくれた。

 

 

第2試合ゲンゲンVSゆうでは、先攻を取ったゲンゲンが397060点を獲得してノルマクリアとなった。ほぼミスなくクリアし、400000万点に届こうかというプレイをしたゲンゲンを見た後の挑戦ということで、かなりのプレッシャーがかかっていたと思われるゆう。ゲンゲンに負けじと得点を重ねてくが、獲得できたのは287870点ということで敗退となってしまった。

 

決勝戦の対戦カードは、なおきVSゲンゲンとなった。課題曲は予選大会でも用いられた「前前前世」。対戦前のふたりに意気込みを聞いていくと、先ほどの「スプラトゥーン2 メドレー」でフルコンボを達成したなおきは、今回もフルコンボを狙うとして気合十分。対するゲンゲンも自信を問われると、「無くはないけどミスなくやれたらいいな」と勝利への意欲を覗かせていた。

 

 

そうして両選手のご家族にも話を伺ったところで、いよいよ決勝戦の火蓋が切って落とされた。じゃんけんの結果、先攻となったのはなおき。プレイの方はフルコンボを狙うという宣言通りミスを最小限に抑え363910点を獲得し、ゲンゲンに対しプレッシャーをかける結果になった。

 

 

この結果を受けてのゲンゲンのプレイ。こちらもミスを最小限に抑え、なおきとおなじ“不可”を3までに抑える素晴らしいプレイだったが、やはり勝敗を分けたのは“良”の獲得数。119のなおきに対しゲンゲンは103という事で、総各得点数は335630点。たった30000点差での敗北ということで、ゲンゲンはガックリとうなだれ悔しさを滲ませていた。

 

大戦終了後は両選手に会場に集まった観客から温かい拍手が贈られた。また、両選手にコメントを求めると優勝の決まったなおきはその喜びを露わに。敗北したゲンゲンも最後まで戦い抜けていっぱいいっぱいだったが楽しかったと涙ながらに語った。

 

 

表彰式では、大会主催である株式会社JTBの高橋氏から大会の総評があった。
高橋氏は優勝したなおきを祝福すると、なおきをはじめ一生懸命戦った選手たちの集中力を称えた。そうして、ホノルル行きのチケットの贈呈があり、なおき選手に「ホノルルで日本との文化交流として和太鼓とゲームの伝道師として伝えて欲しい」と依頼。これを受けてなおきは「もちろんです」と返答し、これをもって本大会は幕を閉じた。

 

なおきの優勝で幕を閉じた「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!小学生フリフリ王決定戦!東京大会」。同選手のハワイ・ホノルルで開催される「小学生フリフリ王決定戦!in ホノルル フェスティバル」での活躍を期待するとともに、惜しくも決勝で敗れたゲンゲンを始めとした参加選手たちの今後にも注目をしたい。 

 

なお、国内では、名古屋大会はすでに終了しているものの、2月17日(日)に京セラドームで開催される大阪大会が予定されている。

https://esportsport.jp/event/furifuriking2018_whf_osaka/

腕に自信のある小学生プレイヤーは、ぜひチャレンジしてもらいたい。

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