EVENT REPORT

スマブラ尽くしの一日で熱き戦いが繰り広げられた!「第2回 全国小学生スマブラ大会 団体戦」&「中高生一貫 大乱闘学園」東京大会レポート!

2019/07/31

esports port 編集部

昨年12月の発売以降、ダウンロードコンテンツとして新たなキャラクターを追加し、ゲームバランスの調整が行われ続けているニンテンドースイッチ用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズSP』。

 

そのプレイヤーたちの中でも小学生を対象とした「第2回 全国小学生スマブラ大会 団体戦」と、中高生を対象とした「中高生一貫 大乱闘学園」の東京大会が、サンライズビル東京 ザ・グリーンホールで2019年7月15日(月・祝)に行われた。

 

会場には選手たちの父兄も多数訪れており、熱い声援を送っていた。加えてフリー対戦台やプロ選手との対戦企画も盛り上がっており、まさしく『スマブラ』尽くしの一日。

 

本項ではこのイベントより、小学生たちによる団体戦と中高生一貫大会の決勝大会の模様をお届けする。

 

 

小学生たちの熱き戦い……前回王者・マスクドコッコは今回も強い!

 

 「第2回 全国小学生スマブラ大会 団体戦」は午前中に行われた予選を経て、午後からスタート。ルールは3対3の団体戦で、ステージはランダムかつ対戦中に一定時間ごとに変更されていく形式。なおかつストック&制限時間&アイテム有りとなる。

 

 

まずは準々決勝が行われ、しらす、スマブラエンジョイ勢、SKYRUN、マスクドコッコの4チームが準決勝に進出した。ここからはルールが2ストック制&制限時間3分だったところ、3ストック制&制限時間5分に変更となる。

 

試合時間を贅沢に使えるとあって立ち回りが変わることと、準決勝を争う4チームが判明したところで、準決勝第1試合はしらす対スマブラエンジョイ勢のバトル。1戦目はライチャンベイビー選手のブラックピットとBLACK選手のウルフの対戦となった。 

 

 

序盤から積極的に攻め上がるBLACK選手が押せ押せの立ち回りで攻めていき、ライチャン選手のダメージを蓄積させていく。しかしそんな展開を五分に戻したのが残り時間4分頃にBLACK選手が破壊してしまったスマッシュボーム。 

 

これによって勝負が振り出しに戻ったが、押し引きの判断を的確にこなし、ステージ変更のどさくさにまぎれ画面端で後ろ投げからキッチリバーストさせてまずは、スマブラエンジョイ勢が1本を先取した。

 

 

 2戦目はちゃぎん選手のポケモントレーナーとぼた餅選手のピチューの対戦。先に1ストックリードしたのはぼた餅選手。機動力を活かしてアイテムを先に確保しており、序盤から優位にバトルを進めていた。

 

逆転を狙ってチャージ切り札を発動させるちゃぎん選手だが、ぼた餅選手はこれもスピードを活かして見事に躱してみせた。そうしてぼた餅選手はストックリードを維持したまま、最後はスマッシュボールを獲得し最後の切り札で勝利をもぎ取った。

 

3戦目はアイス選手のキャプテンファルコンと神子選手のクロムが熱い戦いを繰り広げることに。お互い画面外に吹き飛ばされた後の復帰に不安を残すキャラクターということで、なるべく画面中央を維持するかのように立ち回っていた。

 

 

ほぼ互角の展開となっていたが、アイス選手がクレーンに連れ去られ1ストックを失い神子選手が逆転。最後はアイス選手が受け身狩りを狙おうとした隙に、神子選手のクロムが下必殺技のカウンターを決めてバースト。スマブラエンジョイ勢が3本連取で決勝へと駒を進めた。

 

続いて準決勝第2試合SKYRUN対マスクドコッコ。1戦目のコキー(デデデ大王)選手対まわちゃん(ネス)選手のバトルでは、第1回大会で王者の栄冠に輝いたマスクドコッコのまわちゃん選手を下すまさかの展開に。まわちゃん選手は本大会でコキー選手と戦うまで公式大会で16~17連勝ほどを重ねていたそうだが、コキー選手が操るデデデ大王の崖際の攻防の上手さに苦戦させられた形。

 

 

続いてシュルクを操るコセイ選手とかんさん選手の操るロボットの対戦では、ステージギミックに飲み込まれコセイ選手が3ストック残すなか、かんさん選手が1ストックまで追い込まれてしまう。前回大会王者が準決勝で消えるかと危ぶまれたが、今度は先ほど自身が苦しめられたステージギミックを上手く活かして逆転勝利。 

 

1対1の同点となったところで、3戦目はレン選手のブラックピットとまさん選手のロボットとの対戦に。ステージは地形が次々と変わるポケモンスタジアムからスタートとなり、互いにその変化に対応しつつ攻めきれない展開が続いた。

 

 

先に1ストック有利を作ったまさん選手が、上手な位置取りで回復フィールドを用い蓄積ダメージを100%以下まで戻したことで、さらにリードを広げた。そのまま流れが変わらず3本目もマスクドコッコの勝利という結果に。 

 

 

後がないSKYRUNは、まわちゃん選手のネスを下したコキー選手を4戦目に送り出した。対するマスクドコッコは先ほどのリベンジと言わんばかりにまわちゃん選手が戦うことに。なんとこの4戦目でも、コキー選手がまわちゃんに勝利を収めた。これはやはり、キャラクターの重量差やコキー選手の操るデデデ大王の崖際と復帰阻止の巧みさに苦しめられたと言えるだろう。

 

 

運命の5戦目を戦うのはレン選手とまさん選手で、使用キャラクターは3戦目と変わらず。ここではまさん選手が終始優位にバトルを進め、決勝へはマスクドコッコの3名が進出することとなった。

 

決勝戦の対戦カードはスマブラエンジョイ勢とマスクドコッコ。準決勝では苦戦を強いられたマスクドコッコだが、決勝ではまさかの3タテ。まずは1戦目BLACK(ウルフ)選手対まわちゃん(ネス)選手では、実力が拮抗していることを窺わせる熱い対戦が展開。流れが変わったのが、ウルフがクレーンに連れ去られてしまった場面で、その後はステージに広さを活かして最後の切り札をネスが画面外から流すことで、ウルフが手を出せない状況を作り出していた。

 

 

続いて2戦目はぼた餅選手のプレイするピチューと、かんさん選手のガノンドロフのバトル。この戦いのミソは両者のキャラクターの体重差で、ぼた餅選手も良いところまで食い下がるモノの、一発の強力差が勝敗を別けたのだろう。 

 

 

優勝への王手を掛けたマスクドコッコの3戦目を戦うのはまさん(ロボット)選手。対する神子選手はポケモントレーナーでチームの勝利への望みを繋げるかという場面。神子選手はリザードンをメインに立ち回るが、対空性能を活かしてのらりくらりと立ち回ったまさん選手が勝利。マスクドコッコが東京大会2連覇を飾った。

 

 

全国大会への切符を手に入れた、東京大会王者マスクドコッコへ賞状とユニフォームが授与されたところで一旦休憩時間に。そしていよいよイベント後半の「中高生一貫 大乱闘学園」へ。

 

 

中高生大会で活躍を見せたファイターはロボット!!

 

「中高生一貫 大乱闘学園」でも決勝大会は準々決勝からスタート。最年少が12歳で最年長が16歳と、先ほどの小学生大会と殆んど年齢が変わらない選手が健闘している点や、応援する友人や父兄の熱などは印象的だった。

 

 

こちらのルールは個人戦となっており、1対1のタイマンとなる。加えて2本勝負で勝敗が決することになり、1戦ごとに仕様キャラクターを変更することも可能だ。準決勝まで勝ち残ったのはJin選手、あんち。選手、むいは選手、わたる選手の4名で、先ほどの小学生大会以上に空中戦やコンボが安定しており、手練れたちによる戦いが見られた。

 

 

準決勝からは小学生大会と同じく、ルールが3ストック制&制限時間5分に変更。第1試合はJin選手のネスとあんち。選手のロボットが激突。1戦目ではアイテム“ドリル”を上手に使ったあんち。選手がまずはストック有利を確保。Jin選手はパサランに嫌なタイミングで追撃を食らう厳しい展開に。

 

2戦目はJin選手が使用キャラクターをゲッコウガに変更。足の速さやジャンプ力の高さを活かしてロボットの強力な最後の切り札“誘導ロボビーム”を躱して見せるなど観客を沸かせていた。

 

 

ここで対策をキッチリし1本返したJin選手。勝負は3戦目へもつれ込みました。対戦カードは2戦目と変わりなかったが、今度は先ほどの借りを返すかの如く、あんち。選手がゲッコウガの足回りを殺すかのように飛び道具を巧みに使い、ゲッコウガ得意の接近戦にもち込まれないよう立ち回り勝利を収めた。 

 

 

準決勝第2試合の対戦カードは、むいは選手の操るパルテナとわたる選手が操つるロボットが激突。アグレッシブに序盤から流れを掴もうと立ち回ったわたる選手が1戦目を取ると、負けじとむいは選手が上手くリードし2戦目を獲得するが、やはり強力なロボットの最後の切り札“誘導ロボビーム”を回避することが出来ず逆転を許し敗北。決勝戦の対戦カードはあんち。選手対むいは選手に決定した。

 

 

同じキャラクター“ロボット”を操るプレイヤー同士ということで、対戦前に意気込みを語る一幕であんち。選手は同キャラ対戦が苦手とコメント。
対するあんち。選手は自分のロボットのほうが強い所を見せると自信を露わに。 

 

このふたりは年齢や好きな教科、好きなステージなど使用キャラクター以外にも共通点が多いといった話が解説からあったところで、いよいよバトルスタート。第1試合では3分を経過するまで実力の拮抗した白熱のシーソーゲームが繰り広げられた。

 

 

その後ステージがトモダチコレクションに変わったところで、残り時間1分頃にわたる選手がスマッシュボールを獲得。ここまでストック有利を作られながらもじっくり腰を据えて耐える様な立ち回りでいなしており、この逆転の一手をもぎ取った形だ。 

 

2戦目でもあんち。選手がストック有利を先行して獲得。負けじとわたる選手も切り札で取り返すと、直後にあんち。選手も“誘導ロボビーム”を発動。しかしわたる選手はスーパースターを獲得して無敵状態となっており、これを利用して完全に耐えきっていた。

 

 

このまさかの展開にあんち。選手は動揺を見せるかと思われたが、最後まで諦めない姿勢で固唾を飲んで見守る会場の熱気を更に高めていた。そしてステージが攻城戦に移ると、このバトルもいよいよ終盤戦。最後はボムへいを投げつけられたあんち選手のロボットがバーストしてわたる選手の勝利。本大会の優勝はわたる選手となった。 

 

表彰式では今日の結果を母に伝えたいと話したほか、今日は予選から全勝で優勝したことが明らかになり、自分の思うとおりに立ち回れたと笑顔を見せた。

 

 

熱いバトルの熱気も冷めやらぬなか幕を閉じた本大会。しかしまだ名古屋、札幌、福岡、大阪と会場を移しつつ継続される予定だ。「全国小学生 スマブラ大会 団体戦」の優勝チームは10月14日の全国決勝、そして「中高一貫 大乱闘学園」の優勝者は同日に開催される「最強ファイター決定戦 DAY2」への出場が控えている。ぜひそちらにも注目していきたい。    

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