3年ぶりの出展でもなお、コミュニティの暖かさが垣間見えた!「Vainglory TGSカップ2019」レポート
2019/09/27 |
2019年9月15日、幕張メッセで行われた東京ゲームショウ2019(以下TGS)のJTBコミュニケーションデザインブースにて、クロスプラットフォームMOBA『Vainglory』が出展された。
VaingloryのTGS出展は2016年ぶりだ。
2019年にデベロッパーであるSuper Evil Megacorpの日本支社が撤退し、公式大会も久しく開かれていない。
当時と比べればプレイヤーも減少傾向にあるが、今もなおVaingloryに深くのめり込んだコミュニティの有志達によって3v3の大会が開催。
その様子を主催であるユーキ視点からレポートする。
大会参加メンバーは事前に応募した方から抽選で16名を選出。チームは当日即席で作り、誰もが平等な状態でスタートした。
抽選するための選手用カードはスタッフとの手作りだ。Vaingloryのオフラインイベントに初参加の方が半分以上を占めたが、全員が気さくに話しており、楽しい一日になることが伺えた。
大会開始は10:00から。TGS最終日の朝は受付が非常に混雑しており最初は観戦する人が少なかったものの、しばらくしてから多くの方が訪れていた。
試合は両チームの選手を観戦側から見られる構成となっていたため、選手の真剣な眼差しや楽しんだり悔しがっている表情がよく見える。
オフラインならではの光景に観戦席の熱も上がっていった。
過去のイベントも含め、Vaingloryはオフラインでの観戦を楽しむ空気が出来上がっているのが印象的だ。
真剣な目でプレイを見守りながらも、良いプレイが起きれば自然と歓声が沸き、試合終了後には両チームを称える拍手が起こる。
それに応えるように選手たちもより一層力を入れてプレイをし、試合が終われば握手をしてお互いを称える。
この場に垣根はなく、誰もが楽しむ時間を過ごせる空間となっていた。
大会が終わり優勝チームに景品贈呈となった際「この景品をジャンケン大会で勝った人に上げましょう」という一言から、
急遽ジャンケン大会も実施。選手の優しさに心打たれる場面が見れるとは。
こうして3時間という短い時間であるのの、濃密な時間を過ごすことができた。
余談だが、大会当日に観戦できない人はわざわざ別日にブースに立ち寄りコミュニティメンバーに会いに来ていただく場面もあった。本当にありがとう。
ゲームの楽しさ、オフラインイベントならではの体験、コミュニティの暖かさ…様々なものを感じることができた半日間。
今後のイベントや展開にも、引き続き注目してもらいたい。
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