JTB沖縄が主催する令和時代のトラベル体験「Island Resort e-Travel Featuring FORTNITE」を見たか!?
2020.09.10
例年とは少し違う2020年の夏休み。8/10(月)と8/17(月)の2週に渡って、Fortniteで珍しいオンラインイベントが開催された。
旅行会社のJTB沖縄が主催する「Island Resort e-Travel Featuring FORTNITE(アイランドリゾート イートラベル フィーチャリング フォートナイト)」とうオンラインイベントである。「フォートナイト」と「沖縄」どちらもリゾートの島が舞台になっているという共通点もあり、期待が高まる。
「e-Travel(イートラベル)」とは、JTBグループが新たに取り組む、オンライン・デジタル空間だからこそ楽しい旅を目指すトラベル体験プログラムのことで、今回のフォートナイトをフィーチャーした展開が初めての取組となる。
今回のプログラムは全て【無料】で参加でき、大きく3つのコンテンツが準備されている。
①フォートナイトのゲームの中で「沖縄」を感じるシーンをキャプチャしてツイッターへ投稿する「e-Travel Fortnite Clips」。それぞれ投稿テーマに合わせて入賞が決まり、賞品がもらえる。
②デュオで参加するオンライン大会「e-Travel CUP」。上位の3チームには、旅行券20万円(2名合計)のほか豪華賞品がプレゼントされる
③プロチームの選手とゲーム内に準備された、オリジナルマップ内で遊んだり、デュオを組んで大会に参加することができる「e-Travel Fusion Island」
イベント全体には、esportsチームのGameWithが協力しており、あのネフライト選手やゼラール選手、レタス選手のサインが賞品となっていたり、ノベルティーには「げーむうぃずそぞく」の名言が入った「そぞくうちわ」が貰えたりと、ファンのツボを押さえた内容となっていた。
当日の配信では、ZOOMの応援席も準備されていた。
日本では数少ない、俯瞰の神視点での大会配信
チームに所属するプロの選手は参加できないという、エンジョイプレイヤー向けの大会であった。
優勝賞品は、1人あたり10万円の旅行券。2位もネフライト選手のサイン入りグッズ、3位には、フォートナイト公式グッズがぎっしり詰まったリアル補給物資という豪華賞品がもらえる。
この大会は俯瞰視点で配信されたというのも特徴で、通常はプレイヤー視点からの視点が多いため、解説のネフライト選手も俯瞰視点での解説をするのが初めてという発言もあった。
それぞれ色に分けられ、バトルバスを降りてからの表示があったり、ラマの位置が表示されるのはとても面白かった。
参加者は事前エントリーで選ばれたDuoでの参加となる。ゲーム内でもちょうど車に乗れるようになったこともあり、クルマでの移動も活用されるシーンも見られられた。
予選では2つのグループに分けられ、それぞれ2回マッチのポイント制。決勝ラウンドは上位40チームによる3マッチでのポイント制となった。
グループ1は、骨折騎士団のBerRyL5656選手がフロッパーの回復をうまく使ってまさかの連続ビクロイを獲得。
グループ2マッチ1は、建築で高くそびえた高層マンション内での回復勝負を制し、Reiku&Genkiチームが勝利。マッチ2ではフロッパーをたんまり持ったピーちゃんのPEANUTS_player選手がビクロイを獲得。
それぞれの予選結果もコチラで公開しておこう。
≪予選グループ1≫
≪予選グループ2≫
ゲームの新しい楽しみ方を感じさせるツイッター投稿キャンペーン
ツイッターに投稿するのは、リアルではない空間にあるフォートナイトのゲーム内で見つけた「沖縄」を感じるシーン。
それぞれの賞にテーマが設けられている。
- フォートナイト賞 テーマ「フレンドと一緒にバカ騒ぎ!」
- GameWith賞 テーマ「もはやアート!建築×リゾート」
- JTB沖縄賞 テーマ「リアル超えのリゾート風景!」
GameWith賞への投稿では、フォートナイトの特徴でもある手の込んだ建築が目についた。
参加者が投稿した写真につけたそれぞれのエピソードも、沖縄に思いを馳せたものがならび、ゲームを通じて沖縄を感じることができたと思う。
「e-Travel Fusion Island」でしか体験できない、特別体験!
今回のイベントの目玉は8/17(月)に配信された特別番組であった。今を時めくGameWithの選手と一緒にゲーム内で遊べるという内容である。
≪クリエイティブマップ≫
沖縄のリゾート風景をテーマに作成されたクリエイティブマップには、ミニゲームやフォトスポットが準備されており、GameWithのネフライト選手、ゼラール選手、レタス選手と、抽選で選ばれた一般参加者の16名限定で、遊べるといったもの。
配信の中でもハイタッチをしたり、写真を撮ったり、ふざけ合ったりと羨ましくなる光景であった。
≪GameWithの選手にキャリーしてもらって、オンライン大会に参加≫
GameWithの選手も参戦する、カスタムマッチでDuo対戦ができるというもの。これだけでも楽しいのだが、事前に行われた抽選で当選すると、選手とDuoを組んでこの大会に出場できるというものであった。
第1マッチは、トラブルで試合の様子が配信されなかったが、参加したプレイヤーから聞くと、レタス選手のデュオがビクロイを獲得したとのこと。
続く第2マッチは無事に配信され、最後まで楽しめる試合展開が見られた。
プロのスーパープレイはもちろん、エンジョイ勢のためのイベントだからこそ生まれた、新しい試みのイベントだったと思う。
MCのトンピ?氏とGameWithの選手たちとの楽しそうな会話も印象的だった。
外出や旅行が自由にできない夏休みの中、参加者にとって大切な思い出になるようによく考えられたイベントだった。
新しい生活様式の世界では「e-Travel」のような特別体験が「トラベル」になる可能性も十分にあるのではないかと思う。
今後もゲームだけでなく、ライブやアートなど様々なコンテンツとのプログラム展開を検討しているとのことなので、令和時代のトラベルに期待したい。
【関連リンク】
◆特設ページ コチラ
◆配信アーカイブ
・8/10(月) e-Travel CUPオンライン大会 コチラ(Youtube)
・8/17(月祝) e-Travel Fusion Island コチラ(Youtube)
◆ツイッター
・e-Travel 公式ツイッター https://twitter.com/eTravel20