20代男性300人にアンケート調査、eスポーツへの関心度や楽しむ動機、不安や課題が判明
2024.07.17
回答者の34%がeスポーツに「関心がある」
株式会社スマイルモアが2024年6月、全国の20代男性300人を対象として「eスポーツに関するアンケート」調査を実施。その結果を6月28日に発表しました。
同調査において『eスポーツに対する関心度はどの程度ですか?(単一選択)』と質問したところ、「非常に関心がある」が全体の12.7%、「ある程度関心がある」が21.3%となりました。
日本における成長分野の1つとしてコンテンツ産業が挙げられますが、中でも世界的にファンが多いのがゲーム産業です。そのような背景からもeスポーツへの期待・関心が高まっており、回答者300人中102人から「関心がある」という回答が得られたことにも納得がいきます。
楽しむ動機1位は「プロ選手のプレイを見るのが好き」
『eスポーツを楽しむ主な動機は何ですか?(複数選択可)』と質問したところ、「プロ選手のプレイを見るのが好きだから」が25.6%で最多となり、「競技としてのスリルを楽しむため」、「好きなゲームを通じて友人と交流するため」などが続きました。
eスポーツの楽しみ方は、自分でプレイをすることだけではありません。プロ選手のプレイを見て、ゲームのプレイ方法を勉強したり、プロ選手のゲーム実況を楽しんだりすることもできます。そのほかにも、好きなゲームで友人と交流を深めたり、競技としてスリルを楽しんだりと、楽しみ方が多様にあることも分かりました。
eスポーツの不安や課題、最多は「ゲーム機器やインターネット環境のコスト」
また『eスポーツに対して感じている不安や課題は何ですか?(複数選択可)』と聞くと、「ゲーム機器やインターネット環境のコスト」が最も多く33.3%という結果が得られました。
ゲーム機器の購入はもちろんのこと、よりストレスフリーに視聴・プレイするためには通信環境の構築が必要で、関連コストに対し不安や課題を感じるのは必然的だと言えます。
そのほかにも「ゲーム内でのトラブルやマナーの問題」、「長時間のプレイによる健康への影響」といった回答もあり、オンラインという空間で起きる問題や、長時間画面を見続けたり座り続けたりすることで健康に影響があることも推察されます。
ゲーム機器の購入や通信環境の構築は自分の予算を決めたうえで対応していくことが重要です。またプレイヤー間のコミュニケーションや健康管理にも配慮することで、対人スキルや自己管理の重要性についても学ぶことができます。一人ひとりがマナーを守り、eスポーツを楽しむ環境を構築していくことで、今後も若者を中心にeスポーツが発展していくのではないでしょうか。
(画像はスマイルモア矯正ブログより)
出典:株式会社スマイルモア
https://clearsmile.jp/articles/survey-qi0046