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FPSとTPSって?違いが知りたい!

2024.10.08

FPSとTPSって?違いが知りたい!

FPSとTPSはいずれもシューティングゲームであり人気のあるジャンルですが、両者の特徴や魅力は少しずつ異なります。しかし、オンラインゲームを始めたばかりの方にとっては「何が違うの?」「どちらが楽しいの?」とあまり判断がつかないこともあるでしょう。

 

この記事ではオンラインゲーム初心者の方にもわかりやすいよう、FPSとTPSの違い、そして2つのジャンルが持つ魅力をお伝えし、代表的なタイトルも紹介していきます。

 

目次

FPSとは?

 FPSの特徴

 代表的なタイトル

TPSとは?

 TPSの特徴

 代表的なタイトル

FPSとTPSの違いは?

FPSとTPSに共通する魅力

 没入感

 他者との関りで楽しめる

 やり込む中で成長を感じられる

まとめ

 

 

 

FPSとは?

 

ここで改めてFPS(First Person Shooter)とはどんなゲームかを紹介していきます。代表的なタイトルとしてFPS初心者にもおすすめのゲームを紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

 

FPSの特徴

FPSは一人称視点でのゲームプレイであることが特徴です。キャラクターが目にする視覚情報から伝わる緊張感や危機感、銃声や足音を頼りに戦うリアルな没入感が魅力のひとつになっています。ゲーム実況などでプレイ画面を見ていると、展開が早く、複雑で操作が難しいように思えるかもしれませんが、基本的な操作は「移動」と「照準を合わせて銃を撃つ」こと。繰り返し操作し慣れていくことが大切です。

 

FPSの「自分視点」であるという点は、ゲームの世界の中をまるで自分自身で動きまわっているような没入感があります。また、自分視点のため、目的までの距離が測りやすかったり、照準を合わせやすかったりする点もあります。あたかもゲーム世界に飛び込んだような体験を楽しみたい場合には、FPSはおすすめのジャンルのひとつになります。

 

代表的なタイトル

FPSの代表的なタイトルには以下のようなものがあります。

 

・Call of Dutyシリーズ

・Battlefieldシリーズ

・Apex Legends

・Counter-Strike 2

・VALORANT

 

アメリカで開発されたCall of Dutyとスウェーデンで開発されたBattlefieldはFPSの二大巨頭として、長年FPS界隈を支えているシリーズ。そしてApex Legendsはバトルロワイヤルにリスポーン(一度倒されても、復活できる機能)という目新しいシステムを採用して一気に人気を博したゲームです。またCounter- Strike 2とVALORANTは5vs5で戦う「爆破ゲー」と呼ばれるジャンルで、限られた時間の中でミッションを成功させることが目的です。一度倒されてしまうと復活はできず、時には一瞬で倒されてしまうこともあるため、FPSの中でも特に緊迫したゲーム体験ができます。

 

 

TPSとは?

 

続いてTPS(Third Person Shooter)について改めて紹介していきます。こちらもFPSと同様に特徴や代表的なタイトルを紹介していきます。

 

TPSの特徴

TPSは三人称視点でのゲームプレイが特徴的です。一人称のFPSとは違い、プレイヤーはより広い後方からの視点で、自分が操作しているキャラクターを含めた俯瞰的な映像を見ながらゲームを進めていきます。

 

実際にプレイしてみると、TPSではキャラクターを中心に、周りの環境を広く見渡せるためFPSでは見ることができない隠れている相手を確認しやすくなります。壁越しや障害物の裏に隠れながら相手の動きを見ることも可能に。視覚的な情報が理解しやすい分、状況把握がしやすく、戦術的な立ち回りを取りやすいのもTPSの特徴ともいえるでしょう。

 

キャラクターのアクションや戦闘はもちろんですが、キャラクターを背後から見て操作するので、FPSの自分が「主人公」という見方よりも、客観的にその世界観やグラフィックの美しさを楽しむこともできるでしょう。

 

代表的なタイトル

TPSの代表的なタイトルは以下のようなものがあります。

 

・スプラトゥーンシリーズ

・FORTNITE

・PUBG:BATTLEGROUNDS

 

スプラトゥーンはインクを使ったユニークな対戦シューティングゲームです。ポップなゲームデザインが特徴的で、初心者でも楽しみやすい設計になっています。また、FORTNITEはバトルロワイヤルに建築要素を加えた革新的なゲームで、資材を集めて建物や壁を建築する、壁に隙間を作って射撃し、すぐに隙間をふさぐといった一瞬の判断力や柔軟さが必要になります。

 

さらにFORTNITEでは、自由にマップを作成できる「クリエイティブモード」、純粋な銃撃戦を楽しみたいというプレイヤー用に建築要素がない「ゼロビルドモード」があります。クリエイティブモードでは、ほかのプレイヤーの作品(マップ)も体験可能で、レーシングゲームや謎解き、障害物を乗り越えゴールを目指すパルクールなど、世界中のクリエイターが制作した様々なゲーム性のマップを楽しむことが可能です。

 

そしてPUBG:BATTLEGROUNDSはバトルロワイヤルの始祖といっても過言ではないゲーム。2017年にリリースされると大ヒットを記録し、後に映画化もされるほど世界中で注目を集めました。武器も実銃ベースで、リアルな世界観を体験できます。最大100人ものプレイヤーの中から最後の1人もしくは1チームになるまで競い合い、 最後まで生き残ることを“ドン勝つ”といいます。(勝利すると「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」と表示される。)なお、PUBG:BATTLEGROUNDSはFPP(一人称)モードも選択が可能。

 

 

FPSとTPSの違いは?

 

ここからは、FPSとTPSの違いについて見ていきましょう。

 

まず違いとして挙げられるのは「視点」。先ほど紹介した通り、FPSとは「First Person Shooter」の略で、一人称視点のシューティングゲームです。プレイヤーはキャラクターと同じ目線でゲームを体験することができます。一方、TPSは「Third Person Shooter」の略。三人称視点でゲームを進めます。両者では、「自分がキャラクターになりきるか」「キャラクターを外部から操作するか」といったプレイ感覚がもっとも大きく異なる点です。

 

さらに視点について詳しく見ていくと、FPSはキャラクターの目線そのものを通してゲームを進めるため、背後は後ろを振り向かないと見えず、壁の向こう側は実際に移動して覗きに行かない限り見えないなど、よりリアリティがある体験が可能です。

 

TPSはキャラクター背後から広い視野でゲームをプレイできます。FPSなら覗きに行かないと見ることができない壁の裏などの情報をわざわざ覗きに行くことなく確認できるため、自分の位置や周囲の状況を把握しやすい特徴があります。壁に隠れながらも相手の様子を確認できたり、その情報をもとに戦術的に動くことができるのはTPSならではの特徴です。

 

 

FPSとTPSに共通する魅力

次に、ここではFPSとTPSに共通する魅力を紹介します。両者にはサウンドから得られる没入感や、ゲームの中で発生する他プレイヤーとのコミュニケーション、やりこむことで感じられる自分のプレイスキルの向上など、多くの方が夢中になる魅力がふんだんに詰まっています。

 

没入感

まず最初に紹介するのは没入感。FPS/TPSでは足音や銃声などのサウンドが相手の位置を知らせてくれ、非常に重要な要素となります。特にFPSは、自分の視点から聞こえる方向から足音や銃声が聞こえるため、まるで自分がフィールドを歩いているような緊張感を得られるでしょう。

 

TPSでも同様に足音や銃声などはリアルに聞こえ、臨場感ある銃撃戦を楽しめることでしょう。しかし、後方視点でプレイすることで、周囲の状況を確認しながら戦術を考えるといったどこか指示する立場のような楽しみもあります。そして、TPSは没入感を得ながらも第三者視点であるため、これまでRPGゲームや格闘ゲームなどをやったことがある方なら馴染みやすい点があります。没入感を求めながらも「初めてシューティングゲームをする」という場合はTPSからスタートするのも良いでしょう。

 

他者との関りで楽しめる

次に紹介するのは他者との関わり合い。もちろん他のゲームでも他者との交流は楽しめますが、FPSとTPSでは特に、激しく展開される銃撃戦の中で「勝つためのコミュニケーション」が非常に重要になります。マルチプレイヤーモードでは、プレイヤー同士での協力が必要となり、たとえば、相手の位置を報告し合ったり、特定のエリアを攻撃・防衛したりといった戦略を立てるなどして勝利を目指すことが求められます。コミュニケーションの質やスムーズさは勝敗を左右することもあり、連携がうまくいったときの気持ちよさは仲間と一緒にプレイするからこそ感じられるものといえるでしょう。FPSやTPS特有のリアルな緊迫感を共にした仲間とは、ゲームプレイを通じて自然と固い絆が生まれることでしょう。

 

やり込む中で成長を感じられる

FPSやTPSは、ゲームを通じて戦略的思考や判断能力を成長させることが攻略のカギ。たとえば、FPSであれば、限られた視界の中で情報を整理し、相手の戦略に対応した戦略を立てることができるようになります。TPSでは広い視野を生かした、高度なポジショニングができるようになるでしょう。相手チームがどのように動くか、それに対してどのルートで対応するのかといった戦術理解度は、有利なポジションをすばやく支配できたり味方と連携した動きにつながったりと勝敗に大きく影響します。

 

また、FPS/TPSではどの相手を先に狙うべきか、一度戦闘を避けるべきか、そのまま戦うべきかを瞬時に判断する必要があります。緊迫した状況での判断を連続して求められるため、冷静で素早い判断能力の成長が期待できます。

 

そしてプレイヤースキルの向上。シューティングゲームでは、特にAim(エイム、相手を狙う技術)やキャラクター特有のスキルの活用が重要です。Aimが上達すれば、基本的な打ち合いに勝てるようになることはもちろん、ヘッドショットを狙うことで大ダメージを与えることができ、ゲームを有利に進めることができます。キャラクターが固有のスキルを持つゲームであれば、スキルの使うタイミングや位置といった精度を高めることで、効率的に戦うことができるようになるでしょう。

 

このように、FPSとTPSをより楽しむには、新たなことにチャレンジしながら成長し続けることが大切になります。ゲームの中で自分の成長を感じられることも、やり込む人が多い理由のひとつといえるでしょう。

 

 

まとめ

 

今回はFPSとTPSの違いや共通の魅力、そして代表的なタイトルについて紹介してきました。最も大きな違いは、一人称視点と三人称視点というプレイスタイルにあります。しかしどちらのジャンルも、それぞれの視点で強い没入感を味わえたり、コミュニケーションをとりながらゲームを進められたりと共通する魅力も持っています。

 

どちらのジャンルも「緊迫感のある銃撃戦を体験したい」「没頭できるゲームに出会いたい」と考えている方にぴったりな選択肢です。この記事を参考に、興味のあるタイトルをぜひチェックしてみてください。

 

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