community 地域活性化

新しい街のコミュニティー施設で生まれる新しいゲーム体験

新しい街のコミュニティー施設で生まれる新しいゲーム体験

2023年にリニューアルオープンした晴海地域交流センター「はるみらい」
1/4まで開催されている施設見学会の中でゲームイベントやプログラミングワークショップのプログラムも実施されていたため
その様子をレポートしたい。

 

 

リニューアルオープンしたばかりの地域交流センター「はるみらい」

 

会場となるのは中央区の「はるみらい」という地域交流センター。
最寄りとなる都営大江戸線「勝どき駅」から15分程度歩くものの、東京オリンピック選手村跡地であり、整備されつつある新しい街の真ん中にある施設で
屋上にはBBQ施設やレストラン、キッズスペースや温暖浴スペース、トレーニングスタジオなども兼ね揃えた
地域住民にとっては嬉しい大規模施設であった。

開業日当日は気持ちよく晴れた日曜日。
早朝から開催されたオープニングセレモニーには多くの関係者も集まり、
和太鼓の演奏も開業に花を添えた。


 

 

毎回満員御礼のプログラミングワークショップ

 

2Fにある学習スタジオでは東京情報デザイン専門職大学(TID)の学生による「プログラミングワークショップ」が開催された。

参加者数は毎回20人定員だったが、開始前から問い合わせもあり、
予定されていたどの回も開始後すぐに満員となってしまう人気プログラムとなった。

 

ワークショップでは
・最初に地震によって引き起こされる「液状化現象」について座学で説明を受ける
・事前にScratchでプログラムされた、道路の落とし穴を避けて走るゲームを体験してみる。
・そのゲームプログラムを自分の思うように作り替え、ゲームの難易度を変えながら完成に向けていく。
という流れで構成されていた。
1回あたり45分という短い時間ながら、
ゲームプログラミングを通じて災害を学ぼうという内容で、自分で考えそれを形にするという体験までよく考えられたワークショップであった。

 

子どもだけでなく保護者の方も一緒に学んで挑戦している様子も良い空気感を作っていた。

 

ワークショップを進行するの学生の皆さんも

先生との事前打ち合わせや毎回の反省会を念入りに行っている姿も印象的であった。

 

 

大人も子供も自然と集まるゲームプレイ体験コーナー

 

1Fの地域活動スタジオでは「太鼓の達人ドンダフルフェスティバル」の体験コーナーが展開されていた。
太鼓型の専用コントローラーが設置された会場から聞こえてくる耳なじみのある音楽と、バチを打つ音に吸い寄せられるようにたくさんの子供たちが集まってきた。
太鼓の達人 ドンダブルフェスティバル&ⒸBandai Namco Entertainment Inc.

 

施設見学会の期間にプレイに参加すると、
新しいはるみらいロゴとどんちゃん&くもきゅんイラストのオリジナルステッカーももらえることもあり
たくさんの子供の笑顔があふれる会場となった。

太鼓の達人 ドンダブルフェスティバル&ⒸBandai Namco Entertainment Inc.

 

直感的な操作方法と、家ではなかなかできない太鼓の達人専用コントローラーでのプレイスタイルに
子どものプレイに見かねて「ちょっとお父さんに貸してみなさい」という保護者がいるのも大変うなづける。

太鼓の達人のコーナーは初日だけで200名を超える参加者がいたとのこと。
12/24までこの会場でコーナー設置されてたが、平日は大人の方も体験している様子もあり

音ゲームの楽しさを体験いただけたのではないだろうか。


太鼓の達人 ドンダブルフェスティバル&ⒸBandai Namco Entertainment Inc.

 

今回はいずれも期間限定の取組ではあるが
地域コミュニティーつくりや家族の会話のきっかけ作りにとっても

プログラミングワークショップやゲームなどが活用できるという良い取組になったように思う。

 

来春以降には近隣マンションの更なる入居も始まるとのこと。
一足先に開業したこのはるみらいの施設が、新しいコミュニティーと一緒に盛り上がっていくのが楽しみである。

 

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はるみらい(晴海地域交流センター)
▶住所:東京都中央区晴海五丁目2-3
▶TEL:03-3531-2743
▶アクセス
都営大江戸線「勝どき駅」下車A3出口より徒歩16分
都バス「都05-1」「都03」「錦13」系統
「ほっとプラザはるみ前」バス停下車3分
▶HP/SNS
https://www.harumirai.jp/
https://www.instagram.com/harumirai_koho/

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