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生活に溶け込んだeスポーツ空間「KEIO eSPORTS LAB. CHOFU」遊びに行ってみた

生活に溶け込んだeスポーツ空間「KEIO eSPORTS LAB. CHOFU」遊びに行ってみた

10月7日に調布駅にeスポーツ施設がオープンした。
その施設の運営は、あの電鉄会社の京王電鉄とのことで早速遊びに行ってみた。


駅直結!異色のゲーミングスペース
施設は新宿からも京王線で1本の人気タウン「調布駅」にある。
調布駅直結の「トリエ京王調布A館」に入っているため、アクセスは抜群の立地環境である。
何より周りの店舗は人気アパレルのショップ。その中に突然登場するゲーミングスペースが目を引く。

 



施設のフロアは大きく以下の3エリアに分かれている。

①デスクトップPC・ゲーミングエリア
②ラップトップPC・ゲーミングエリア
③グッズ販売エリア

ゲーミングエリアには、ゲーミングチェアにデスクトップPCが設置されたデスクや
ラップトップPCが利用できる席がそれぞれ10席設置されている。
本格的なゲーミングデバイスが各席に設置されており、
普段とは一味違ったプレイ環境を体験することができる。

 

また、ゲーミングスペースはコワーキングスペースとしても利用することができる。

グッズ販売エリアでは、お買い物帰りのマダムや学校帰りの学生なども立ち寄ってグッズを手に取ったり、
当日開催されていたワークショップに参加した子供たちも手に取ったりする姿が見られ
地域の生活にゲーミングスペースがうまく溶け込んでいるように感じた。

マイクラ プログラミング体験教室を開催
取材に訪問した日は「マイクラプログラミング教室」が開催されていた。
2名の講師がつき、保護者の方と一緒に参加した子供には教育版マインクライフトのコードビルダーを使ってプログラミング体験を教えていた。

参加者はそれぞれラップトップの席につき、「よろしくお願いします」の挨拶から始まる。
学校の授業のようだ。ただ、参加者の目つきが違う。意欲に燃える目つきだ。
最初に講師から「マインクラフトをやったことがある人?」「どんなデバイスを使ってプレイしているの?」
と質問されると、PCでプレイしている子やSwitchでプレイしている子など様々だった。

恐らく、ゲーミングPCに初めて触れる子やキーマウで動かすのが初めてという子もいたのではないかと思われるが、
配布されている資料には、基本の使い方や操作方法、
マイクラの用語や4段階のレベルにステップアップしていく課題が記載されており、
レベルに分けて丁寧に準備されていた。
見ていると、理解の速い子はどんどん先に進んでいく。

講師はすぐに回答を教えるのではなく、
アドバイスや考えさせるヒントを出すなどで、考える段階を体験させており、
先生よりは年齢の近いお兄さんが、気軽に教えてくれる雰囲気作りもとても好印象であった。
 

無料体験会は定期的に開催されているようなので
公式サイトからスケジュールを確認して参加してみよう
https://keio-esports.com/lab/chofu/

子供が安心して遊べるゲーミングスペース
ゲームになじみのない保護者世代の視点では、「ゲーミングスペース」というと薄暗い室内で
何やら怪しいことが行われているような印象があるかもしれない。

ところがKEIO eSPORTS LAB. CHOFUのスペースは、明るく開放的な雰囲気ながら、
ゲーミングスペースらしい武骨でカッコいい雰囲気もあり
フロアに入った子供が目をキラキラさせて「あった!」と駆け寄るのも理解ができるものだった。


会場内にはゲームプレイするのに本格的なデバイスだけでなく
撮影用のカメラやミキサーなどの機材も充実している様子だった。
今回のような子どもに向けたプログラミング教室のみならず、
今後、様々な催しの開催が予定されていることだろう。

調布にあるこの会場ならではのコンテンツが
産みだされていくことを楽しみに注目したい。


場所 トリエ京王調布A館3F

営業時間 10:00-21:00
休業日 トリエ調布の営業に準じる

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