report レポート

国内最大級のeスポーツアリーナ『ASH WINDER Esports ARENA高田馬場店』がオープン!

eスポーツ総合エンターテイメント企業であるASH WINDERと、eスポーツ事業を展開するEnoVationは、
9月4日に、国内最大級のeスポーツアリーナ『ASH WINDER Esports ARENA高田馬場店』(以下、AWA高田馬場店)をオープン。

600㎡のフロア面積と140台のPCを備えたeスポーツアリーナで、総工費はおよそ5億円とのこと。
STAGE AREAには12m×4mのメインLEDスクリーンと音響設備があり、パブリックビューイングやオフラインイベントも実施可能。

可動式デスクを採用しており、通常営業時は80席、イベント運用時は最大300人を収容可能な国内最大級のeスポーツアリーナだ。
プレス向けのオープニングイベントでは、ASH WINDER CEOのGraham氏は「eスポーツ施設の最大の役割の1つは、小~中規模のオフラインイベントを支援すること」と語った。

今や、年間およそ10万大会が開催されているというeスポーツのコミュニティ大会。
コロナ禍の影響もあり、その大多数はオンラインで開催されていた。
しかしながら、昨年から徐々にオフラインイベントも開催され始め、
さいたまスーパーアリーナで開催された「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan Stage2:Playoff Finals」には2日間で約25,000人が来場した。

オフラインのeスポーツイベントでは、プレイヤーや観客が同じ場所に集まり、ライブで競技を観戦する。
これにより、緊張感や感情が共有され、オンラインにはない、より深い感動を味わえる。
オンラインでは経験できない、圧倒的な臨場感を楽しむことができる。

この感動・臨場感は決してオンラインで代替できるものではない。
筆者の周りでは、小規模なオフ会やイベントも増えており、今後、ますますその数は増加することだろう。
しかしながら、オフラインイベントの開催時にネックになるのが、会場の手配だ。

席数、回線、アクセス、機材、費用、等々、クリアすべき問題が山積みである。
最低限の機材が揃っても、パブリックビューイング用の大画面のモニターや大音響のスピーカーなど、
充実したオフラインイベントには、必要な機材が多い。

この点を支援できるのが、eスポーツアリーナの強みである。
AWA高田馬場店には最新の機材が揃っており、最高の環境でオフラインイベントを開催することが出来る。
その他のeスポーツ施設でも、ゼロから機材を手配するのに比べ、圧倒的に安価でレンタルすることができる。

このようなeスポーツアリーナの増加により、eスポーツがオフラインでも益々の盛り上がりを見せ、
オンラインイベントとの両輪で市場全体が盛り上がっていくことを期待したい。

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